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LabDroidが実現する研究者の知の探索
LabDroidと協働することで、研究者はクリエイティブな研究や探求に集中することができます。
近年、研究者は、膨張する仕事に追われ、クリエイティブな研究に集中できないという問題を抱えています。
そこで、我々が提案するのは、これら研究者の環境だけに留まらず、
社会の仕組みそのものに変革を起こすテクノロジーです。
機械との協働によって人間は新しい力を引き出し、社会を進化させる可能性を秘めています。
LabDroidと協働することで、研究者はクリエイティブな研究や探求に集中することができます。
従来手作業でしか行えなかったベンチワークをLabDroidは24時間行うことができます。LabDroidに実験を任せている間は、研究者自身が創造的作業や研究者独自の視点でサイエンスに専念することで、知的生産の効率を最大限に高めることができます。
またLabDroidを活用することで、前臨床、臨床試験などの標準化が求められる実験、病原体を扱うバイオハザード実験や低酸素状態、高温・低温下などヒトが作業できない環境での操作が必要な研究や、大規模実験にも挑戦できるようになります。
生命科学の実験は熟練の研究者の技や蓄積した知見を拠り所とする暗黙知に頼っているのが現状です。この状況は、実験者ごとの実験結果のブレや技の引き継ぎのしにくさなどを産み出す原因となり、再現性の実現を妨げています。
LabDroidは、実験操作をミリメートルや秒単位で設定できます。熟練の研究者の技や暗黙知を数値化したプロトコルを作成することで、「技」の移転や汎用可能な「技術」に変えることができます。技や知見を数値化し普遍化することこそが、社会へのイノベーションに繋がります。
LabDroidが実現する極めて高い再現性は、今まで人の手でなし得なかった実験操作を安定して行うことを可能にします。 例えば、2人の熟練研究者が2年間かけ一度も成功しなかった実験を、LabDroidはわずか1週間で成功させました。ロボットだからこそできる実験はLabDroidが担当することで、そもそも人が実施不可能であった不安定な実験系で悪循環に陥ることがなくなります。
これまでのロボットによる実験は、各実験操作に特化した専用ロボットを複数台組み合わせていました。この方法では実験内容を簡単には変えることができず、場合によっては専用ロボットを追加購入する必要があるなど、効率的とは言えないものでした。さらに、ロボットが使用する実験機器は専用設計でなければなりません。
LabDroidは汎用ヒト型ロボットであるため、人が使う機器をそのまま使いこなし、実験内容の変更にも柔軟に対応できます。
研究者のベンチワークからの解放。それはライフサイエンスの分野において必要不可欠な課題です。
ロボティック・バイオロジー・インスティテュートは、
LabDroid「まほろ」を開発しました。
これまで研究者が使ってきた機器、装置をそのまま使いながら再現性の高い実験を行う「まほろ」は、
研究者の創造性・知的生産性を最大限に発揮するための力強いパートナーです。
「まほろ」はすでに各研究機関に採用されています。
本体サイズ(W)x(D)x(H)mm 2,500×2,000×2,200 |
接地 D種(接地抵抗 100 Ω以下専用接地) |
重量 1,200 kg |
相対湿度 常湿20~90%(結露しないこと) |
電源仕様 装置全体制御盤用(ロボット含む) 3相 AC 200V 50Hz 30A(11kVA)1系統 周辺機器用 単相 AC 100V 50Hz 15A 1.5kVA 4系統 |
周囲温度 常温10℃〜30℃ |
クリーン度 ISOクラス6相当 |
※製品仕様は予告なく変更されることがあります。
※会社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。